大学ページ
教員
外来スタッフ ■教 授: 田上 順次 ■准教授: 大槻 昌幸 ■講 師: 二階堂 徹 中島 正俊 ■助 教: 吉川 孝子 島田 康史 北迫 勇一 井上 剛 半場 秀典 保坂 啓一 髙垣 智博 ■医 員: 高橋 真広 高橋 礼奈 荒牧 音 研究スタッフ ■非常勤教員: サダル アリレザ 平石 典子中島 正俊 大学院生 [userlist list=3] ポストドック [userlist list=4]
研究
う蝕制御学分野の研究は、う蝕の診断から治療、メンテナンスに至る一連の基礎および臨床的研究を行っています。とくに著しい進歩を遂げている接着材料や審美材料などの最先端の開発、評価や臨床応用に関する研究では、世界の最先端を目指しています。 また、人口口腔装置を用いたバイオフィルムの研究、初期う蝕の診断やその予防、再石灰化など、う蝕治療を変える新しい研究にも積極的に取り組んでいます。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * Research Topics メニュー . acid-base resistant zone . 歯牙フッ素症における接着 . 間接法修復における接着 . 無髄歯における接着 .セルフアドヒーシブセメントの接着性能 . レジンに対する加温が物性および接着性能に与える影響 . コンポジットレジンの象牙質接着性向上に関する研究 . う蝕活動性診断におけるpH分析の応用 . 人工口腔装置を用いたう蝕の発生メカニズムの解明と予防法の分子生物学的研究 …
教育
う蝕や外傷などによる歯牙硬組織の実質欠損に対し、その病変進行を制止し、生理的機能を回復 させるとともに、審美的にも満足の得られるように、主に接着性修復材料を用いて修復を施すための学理と方法を学習します。同教育は、講義ならびにマネキン 実習のほか、歯学部最終学年では、実際の口腔内における歯牙硬組織欠損に対し、保存修復処置を行うにあたって必要な基本的事項に関する能力と技能を学びま す。
患者の皆様へ
う蝕制御学分野は大学院の研究分野の名称で、主にう蝕(むし歯)を中心に予防・診断・治療・管理に関する研究を行っています。当分野は歯学部附属病院のむし歯外来を担当しています。 むし歯外来ではむし歯や外傷(歯の硬組織疾患)および、歯の神経や根の病気(歯髄疾患、根尖性歯周疾患)に対する治療を行います。 むし歯外来は、2つの研究部門(う蝕制御学分野と歯髄生物学分野)が担当しています。 ■診療 むし歯外来では次のような症例を中心に診療を行っています。 ・う蝕(むし歯)の診断と治療、メンテナンス ・歯の漂白(ホワイトニング) ・接着を応用した最新の治療(審美修復など) ■臨床研究、臨床治験 ■臨床教育、研修医の臨床実習
入局希望者の皆さんへ
本分野は、昭和35年(1960年)に歯科保存学第一講座(主任教授:総山孝雄先生)として開設され、その後昭和57年(1982年)に細田裕康教授に 引き継がれました。平成7年(1995年)より現在の田上順次教授が就任され、平成12年(2000年)には大学院大学への改編に伴い、東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科摂食機能保存学講座う蝕制御学分野に改称され、現在に至っております。 本分野では、 主にう蝕に対する修復処置に関する研究を行ってお り、開設当初より一貫して、う蝕に対する最小限の歯質の削除と、歯質接着性材料を用いたコンポジットレジン修復技術の確立を目指し、基礎的ならびに臨床的 研究を続けてきました。これらの研究成果を生かしたう蝕治療法は、2000年にFederation Dental International(FDI)により、最小限の侵襲(Minimal Intervention:MI)によるう蝕治療として、世界的に認知されるところとなりました。また、最近の患者の審美的な要求の高まりとともに、審美 的歯冠修復法や、変色歯に対するホワイトニング処置についても基礎的ならびに臨床的研究を行っております。 本学歯学部附属病院において、本分野は歯髄生物学分野ととも に、「むし歯外来」を担当しています。「むし歯外来」において、患者に対する人権を最大限に配慮しながら、卒前・卒後の学生、研修医の臨床教育を行ってお ります。専門性の高い診療としては、う蝕の診断およびリスク診断、各種切削器具によるう蝕の除去、歯質接着性材料を応用した歯冠色修復法、歯牙ホワイトニ ング処置が挙げられ、それらに関する高い手技や診療に携わることができます。一方で、診療内容が専門性の高い治療に偏ることなく、患者のニーズに合わせた 一口腔単位の包括的な診療を心がけています。 また、「むし歯外来」において臨床症例を蓄積、研修することにより、日本歯科保存学会専門医、日本接着歯学会認定医、日本歯科審美学会認定医を取得することが可能です。 大学院課程では、上記のような各研究テーマに基づき研究を行います。英文専門誌に学位論文 を発表後、3または4年次に学位審査を受け、これに合格すると歯学博士の学位を取得することができます。また、海外における最新の知識を取得するために、 大学院在学中における留学も積極的に推奨しております。