2017年3月サンフランシスコで開催されました95th IADR General Sessionにて田上教授が IADR Distinguished Scientist Award(殊勲科学者賞)を受賞しました。 955年に始まった最も古い科学賞である。国立基準局(現基準と技術の国立研究所)の歯科部門を確立するのに努めたウィリアム・ソーダー博士を敬うものであり,彼が実例を示した科学的概念を不朽のものとし,そして歯科材料研究を激励するために設けられた。社会への歯科サービスを進展させたか,あるいはそれが期待される質の高い科学的研究について評価される。歯科材料研究界で最高の栄誉とする。
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1 31 2014
医科歯科大で開催されたOCT国際シンポジウム
【歯科用OCTの有効性と可能性】 昨年6月に医科歯科大で開催された国際シンポジウム「歯科医学における光干渉断層計の応用」に関する記事が米国のビジネス誌のウェブサイトBioOpticsWorldに掲載されました。 光干渉断層計(OCT)は、すでに眼科学領域での応用は進んでいますが、歯科学領域でもむし歯の早期発見や投薬や補綴物によるむし歯治療の有効性の評価の ほか、これまで難しかった歯間むし歯の発見に効果があり、口腔がんの発見・治療への応用も期待されています。そして歯科用CAD/CAMシステムや3Dプ リンタと組み合わせることで、より短時間で安全な歯科補綴物を作成できるようになると期待されています。OCTが今後の歯科治療で広く使用されるために は、研究者と歯科医が協力しながら、最新の研究成果を発表し、治療方法の標準化を進めるなどして、一般の歯科医のOCT使用に際するハードルを下げること が必要です。
11 04 2013